Jan 28, 2009

手形割引を拒否する場合

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 約2年ぶりに“狂拳”竹内裕二(菅原道場)と石川直生(青春塾)が激突! 31日(水)都内にて、9月24日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.12』の追加対戦カードとして、Krush宮田充プロデューサー(以下、P)より竹内vs石川の一戦が発表された。

【フォト】この会見の模様

 Krushは22日に会見を開き、竹内の参戦と竹内の対戦相手を大々的に募集することを発表していたが、竹内の対戦相手に名乗りを上げたのは森重真(KFG)、後藤勝也(池袋BLUE DOG)、遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)、石川の計4選手。

 この4選手を候補に、菅原道場・菅原忠幸会長と協議した結果、「森重、後藤、遠藤、石川(※最初に名乗り出た森重は23日で、石川は募集期間ギリギリの28日)の順で連絡があり、その都度、菅原会長に連絡を入れていたのですが、菅原会長は『石川からは連絡がないんですか?』と言っていました。そして石川から連絡があり、それを菅原会長に伝えると『石川しかいないでしょう』と即決でした」(宮田P)という経緯で、石川が竹内の対戦相手として選ばれたという。

 竹内と石川は2009年11月2日「Krushライト級グランプリ2009」準決勝で対戦し、石川が飛びヒザ蹴りでKO勝利。しかし石川はKOする直前に竹内の右ストレートで左目尻をカットし、その負傷で決勝戦を辞退せざるを得なかったという過去があり、両者にとっては因縁のカードと言える一戦だ。会見には竹内との対戦が決まった石川が出席し、竹内との対戦に名乗りを上げた理由を熱く語った。

「最初に宮田さんから試合のオファーという形ではなく『竹内の対戦相手を募集しているから名乗りを上げてみたら?』と言われたのですが、僕は2つ返事でそれを断りました。僕が宮田さんと試合の話をしていて、それをすぐに断ったのは今回が初めてです。断った理由は今の自分が何をしたいのか定まっていないからで、周りの人たちから『何のメリットもない』『キックルールに戻ってきたのに何でまたK-1ルールで試合をするの?』と反対されました。

 でも僕は竹内戦を最後に自分らしい試合をしていません。竹内戦の後、僕はvsジョン・デニス、K-1MAX、Krush初代王座決定トーナメント、WBCムエタイ日本タイトルマッチと色んな流れを作ってもらったのですが、どれもダメでした。そこで今回はあえて流れに逆らってみよう、と。

 僕は1度だけ流れに逆らったことがあって、それは2008年に試練の7番勝負を戦った時です。僕は1年以内に7試合をやるつもりだったのですが、10月にペッエークにヒジ打ちで額を割られた上に、全日本キックではKrushが始まって、当時キックルールで試合をする場所がありませんでした。でもどうしても1年で7試合やりたかった僕は、周りの反対を押し切ってタイのルンピニースタジアムに乗り込んで試合をして、飛びヒザ蹴りでKO勝ちすることが出来ました。

 そして7番勝負の最終戦でもKO勝ちして、結果的に実現はしなかったけど、大みそかDynamite!!に出るという流れを作ることが出来たと思います。そうやってどん底に落ちている時、流れに逆らって戦うからこそ得るものは大きい。デビューして10年、勝負の世界で生きてきた人間の勘で、今回はあえて裏目を引こうと思いました。

 俺は自分のことをキックボクサーだと言っていて、俺がやりたいのはヒジ・ヒザありのキックルールです。でも俺はK-1甲子園上がりの選手のような華麗なボクシングテクニックも持っていないし、ベテラン選手のような巧い戦い方も出来ない。そこで俺が見せられるのは熱い試合しかなくて、熱い試合をしてお客さんを総立ちにすることだけは出来ると思うんです。俺は今回の試合でそれを取り戻したいと思っています。

 ちょうど先週の日曜日に藤原祭りを見てきて、そこにはキックの試合もムエタイの試合もありました。どれもレベルが高い試合ばかりでしたが、俺がやりたいのはこれじゃないなと。俺はルールどうこうの前に熱い試合をしたいんです。

 2009年の竹内戦が俺の試合の中で一番良かったと言ってくれる人がたくさんいます。そして再戦することで、それを壊して欲しくないという人もいます。でも今回は“狂拳”竹内裕二を通しての過去の自分の戦いです。自分の中ではそういうテーマを持っていて、過去の自分に勝てないんだったら終わりだろうと思っています」

 前回の対戦ではKO勝利という記録こそ残っているものの、石川は「あの試合は竹内が即死だったけど、俺が数分後に死んだようなもの。表では俺が勝ちましたけど、あの日の2人はどちらも死んでいたと思います」と、今回の試合を決着戦だと位置づける。

 今年はKrushを主戦場にしながらもK-1ルールではなく、キックルールでの試合を続けてきたが「自分自身、次の試合もキックルールになるだろうと決めていました。でもキックに色んな団体があって『誰と戦ってもいいと言われたら、誰とやりたい?』と聞かれた時に、ピンと来る相手がいなかったんです」という石川。

「そこでキックルールでやりたい相手を考えるよりも、K-1ルールで竹内と戦う方が自分の中にはパッと入ってきました。俺がやりたいのはキックルールだけど、それ以前に竹内と戦うことが先に来た感じですね。これは周りに言われたからじゃなくて自分の答えです。(青春塾・竹島伊佐夫)会長からは猛反対されましたけど、最後は『後悔しない決心です』と会長に伝えました」と、この一戦に挑む決意を語った。

 会見に同席した宮田Pは「僕が何かを言うよりも、石川本人が言うように次の試合が決着戦で、この2人にしか見せられないすごい試合になると思います」と一言だけコメント。今回は惜しくも試合が組まれなかった森重、後藤、遠藤の3選手については「自ら名乗り出てくれて根性があるなと思いましたし、プロモーターとして心強かったです。9月大会はカードがいっぱいなのですが、10月〜11月の大会の早いタイミングで3選手の試合を組みたい」としている。


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